ブログを開設したはいいけど、にゃんと、2ヵ月以上更新していない!
・・・お恥ずかしい限りです。
ブログというのは、構えてしまうとイカンのですね。
時間をおかずに、書ける範囲でどんどん書いてくほうがいいんだろな。
というわけで、報告。
10月20~21日、岡山で開かれた日本乳癌検診学会に勉強に行ってきました。
去年の福岡での学術総会に続き、2度目です。
福岡に引き続き、笠原先生をはじめとする全国集計委員会の先生方が、乳がん検診の現状について192万人のデータを集計した結果を報告してくだったり、とても勉強になりました。
受けた印象として、画像の判定・診断の質はどんどん向上している様子。質をしめす各種プロセス指標(精密検査に回される人の割合、がんの発見率などなど)を判断材料に、先生方、技師さん、検診担当者の皆さんが日々努力してくださっているおかげ。頭が下がります。
遅れているのは「制度的」な側面と感じました。検診データのデータベース化、検診業務の運営に関するチェック項目をいかに満たすかなどは、個人の検診履歴~治療履歴(個人情報!)をいかに一元管理するかとか、予算の問題と大きくかかわってきます。このあたりは、患者経験者・受診者の側からも、もっと声をあげて協力してかなきゃならんと思いました。質の高い検診の実現が、がんで亡くなる人を減らし、検診を受ける人たちの利益にもつながるのですから。
あと、「がん検診は見つけることより、死亡率を下げるためのもの」とか、「検診の不利益をどう受診者に伝えるか」という発表・発言がかなり増えてる!と感じました。USPSTFの推奨変更のインパクトは本当に大きかったのだなと改めて感じます。
来年の乳癌検診学会は11月上旬、な、な、なんと沖縄にて! どーする寺田、沖縄まで行くか!?
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