がん検診情報

最終更新日:2011/08/17
もっと知ってほしい「がん検診のこと」プロジェクト
offered by ~科学的根拠に基づくがん検診を考える会~
KMaCS: Know More about Cancer Screening (ケイマックス)
科学的根拠に基づくがん検診について学び、情報を発信しようと、有志ではじめたプロジェクトです。




がん検診の現状



  • がん検診の個別目標 @がん対策推進基本計画(平成19年6月)
    http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/s0615-1.html
    「がん検診の受診率について、欧米諸国に比べて低いことも踏まえ、効果的・効率的な受診間隔や重点的に受診勧奨すべき対象者を考慮しつつ、5年以内に、50%以上(乳がん検診、大腸がん検診等)とすることを目標とする。
    また、すべての市町村において、精度管理・事業評価が実施されるとともに、科学的根拠に基づくがん検診が実施されることを目標とする。なお、これらの目標については、精度管理・事業評価を実施している市町村数及び科学的根拠に基づくがん検診を実施している市町村数を参考指標として用いることとする」
  • 受診率の推移 @平成22年国民生活基礎調査
    http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001igt0.html
    H16:基本計画策定前 H19:ベースライン H22:最新データ
    注1) 国民生活基礎調査の検診受診率は、聞き取り調査によるものです。市町村における住民検診と、職域における検診の両方を含んでいます。
    注2) 年齢階層別に見ると、子宮がんでは30~54歳で、乳がんでは40~59歳で、40%以上の受診率を達成しているとのことです。


  • 精度管理
    精度管理・事業評価を適切に実施している市町村の割合
    @第21回がん対策推進協議会 資料4
    http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001gxqf.html
    注) 平成21年度調査では、回答の正確性を担保するために回答基準を平成19年度調査より厳しく設定しており、単純比較はできないとのことです。




がん検診についての基本情報

  • 「がん検診について」 @国立がん研究センターがん対策情報センター
    がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことでがんによる死亡を減少させることです。単に多くのがんを見つけることが、がん検診の目的ではありません」など、がん検診について知っておくべき基本的なことがらが説明されています。
    一般向け:
    http://ganjoho.jp/public/pre_scr/screening/about_scr.html
    医療者向け:http://ganjoho.jp/professional/pre_scr/screening/screening.html
  • 「インサイドNCI:癌検診について」 @YouTube
    NCI(米国立がん研究所)が制作した動画です。「科学的な裏付けのあるがん検診は?」「がん検診の不利益とは?」 5分半でわかりやすく解説されています。日本語字幕付き(翻訳:一般社団法人JAMT翻訳チーム)。
    (字幕が見づらい時は、下記リンク先で大きな画面でご覧ください)
    http://www.youtube.com/watch?v=WLBfA9Okrf4


  • NCI PDQのがん検診情報 @がん情報サイト
    上記の動画でもふれられているNCIのPDQは、日本語に翻訳されています。
    各部位について、一般向けと医療者向けの情報があります。
    http://cancerinfo.tri-kobe.org/pdq/summary/screening.jsp
  • がん検診ガイドライン @国立がん研究センター
    大腸がん、胃がん、肺がん、前立腺がん、子宮頚がんの検診ガイドラインや、一般向けリーフレットなどが公開されています。乳がん検診のガイドラインは現在作成が進められています。
    http://canscreen.ncc.go.jp/index.html

がん検診の精度管理


※情報は順次追加していきます。